サラリーマンの傍ら趣味で作曲とかしてます。 曲紹介や製作に関することがメインとなりますが、日々感じることも書いていこうと思います。 宜しくお願いします。

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夏影アレンジ2010おまけのコーナー(歌詞解説付)

ども、こばちゅ~です。

遅くなってしまいましたが、夏影アレンジ2010を共に作り上げてくれましたボーカルのCryuさん、作詞のいずみんさんからコメントを頂きました~~

■まずはCryuさんから!!
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初めまして、今回ボーカルで参加致しましたCryuと申します。
この度はこんな素晴らしい企画に参加させて頂きまして
大変嬉しく思っております!

最初こばちゅーさんからお話を頂いた時、Liaさんの夏影~Cornwall summer mix~を
参考に聞かせて頂いて、うおおお自分にこんな風に歌えるのだろうか…と
かなーりプレッシャーでしたが、いずみんの厳しいご指導と
こばちゅーさんの素晴らしいアレンジとミキシングで、
なんとか形になったなーと思います!

さわやかさと青空をイメージして歌いました。
みなさまに少しでも伝わりましたら幸いです。

この度は素敵なお誘いをどうもありがとうございました!

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■続いていずみんさんからです。
 歌詞の解説が入ってる分超絶長いですw


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「夏影 -Etarnal Summer-」
原作:AIR
原曲:夏影 -summer lights-
作曲:Key
編曲:こばちゅ~
作詞:いずみん
歌唱:Cryu











※※※※※超ネタバレ注意※※※※※※
※※原作未プレイ・アニメ未視聴の人には意味不明サーセン※※


どうも!「夏影 -Etarnal Summer-」を作詞させて頂いたいずみんと申します!
普段自分は、歌詞の中に曖昧なヒントを詰め込んで、
皆さん各々の解釈で好き勝手考えてください、というような感じで、
歌詞の中に潜ませた答えをどこにも記載せず、
編曲者さんや歌い手さんにしか、多くは語らずニヤニヤしている陰険主義でございます。
が!こばちゅ~Pたってのご希望とあっては、こりゃ書かざるを得ません。
腹くくって書きますので、件のアレンジを音量上げて聴きながら見流して頂けますと、
本アレンジの為にわずかに摩耗した私のキーボードさんも報われるというものです。


まず、部分的な解説に入る前につらつらと。
このAIRという作品に私が出会ったのは、発売当初でした。
KANONをプレイして号泣していた当時の私は、
「鳥の詩」の神さ加減が果てし無く、曲に後押しされて購入したのを覚えております。
無論号泣。こんなに美しいストーリーが有るのかと。
「神曲のゲーム」+「ちょっと不思議な夏のゲーム」だったプレイ始めの印象が、
プレイ終了後には並々ならぬ充足感と、得も言われぬこのAIRの世界への渇望が残りました。
私はこのゲームの世界に引き込まれた上、強く憧れているのだと。
この解説を見る酔狂な貴兄等もその類かとは思いますが、
文字と絵と音楽のこのゲームに、それらの足し算でも掛け算でも乗算でも到達できない、人を惹き込む「魔力」を感じていたのではないでしょうか。

本作「夏影 -Etarnal Summer-」では、私の感じた「AIR」の壮絶な夏と、
その「魔力」の断片を込めました。
原作の言葉達や「鳥の詩」の歌詞には遠く及ばないにせよ、
初プレイやアニメ初見の時の感動を呼び覚ますモノである事を願います。

作詞側として、聴き手に伝える意図で記した部分に関しても記載しておきますので、ご了承を。
原作未プレイ&アニメ未視聴・原作プレイ済・アニメ視聴済・原作プレイ&アニメ視聴
上記の4パターン×カンの良さ×歌詞見た視聴回数で、
それぞれ見えてくるモノが違うと思います。その理由は後述にてちょっと触れます。

前置きが長すぎて歌詞の文字数を越えたあたりで、解説をば。
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:髪を撫でる 風が運ぶ
:青い青い  遠くの空へと
アニメの国崎往人(以下:往人)と神尾観鈴(以下:観鈴)が出会うシーン。
観鈴が両手を広げる。金髪がふわりと海へなびき、遠くの空へといざなう感じ。
風が遠くの空へと運ぶのは、観鈴の思い馳せる空へ、観鈴の夢から来る空想や意識を運ぶ。
歌詞の物語の導入として、分り易いイメージで導入する部分でもある。
青い青いの反復は上に同じく、理解度を下げてこの後の歌詞を聴かせる(見せたい)ため。

:はばたけない空へ 裸足で駆けて行く記憶
:二人分の夏に   思い出たちが踊ってる
夢で見るような羽は無く、空を飛ぶこともできない。
その分地に足を付けて、裸足で≒無垢に、自由に駆けて行く。
「記憶」としたのは、過去形であるのを強調する意図と、
この歌詞自体が観鈴の見る走馬灯であるという裏設定から。
書いちゃったからには裏も表もありゃしませんがw
二人分の夏とは、観鈴の思う往人との夏。あるいは母親との夏?
観鈴の視点から見て、夏はみんなの物というよりか、
二人乗りのアトラクションのようなものじゃねえかなぁ、
思い出たちが踊ってる…沢山の夏の思い出が
思い出A:俺は楽しかったぜ!ヒャッハー!
思い出B:俺の方が面白かったぜ!ヒャッハー!
という感じで踊ってるわけです。生きている。
目の前に視覚的に見れるほど、近い思い出。
あ、あと走馬灯設定。


:空へ消える鳥へと  自分を重ねる
:飛べない翼広げては 空を夢見た
カモメですかねえ。
観鈴から見て、空に消える鳥達はあこがれの対象。私も飛びたいなあ。
空へ"消える"鳥…で、消えるまで見ている。という含みも。
翼は、夢のなかでだけある物。観鈴は両手を広げて空を夢見る。
歌詞冒頭の、往人と観鈴の出会いの景色のように。
後に「カラス」という単語が出てきます。
カラス視点という見方も、曲を二週目以降、
多分10回ぐらい歌詞見ながら聴けば、深読み大好きさんには見えてくるかなと。
飛べない翼広げては、"空"を夢見た
"空"にヒントがありますので…
HAHAHA!!我ながら奥深いトラップです。


:夏色景色を歩く   不揃いな足跡たち
:夕焼け色に染まった 遠い帰り道
:手を振りまた明日と 消える背中見送れば
:長い夏は繰り返す
夏の色とは、夕焼け・青空・陽炎の透明色などなど。
聴く者の記憶にうったえかけ、視覚的にそれぞれ思い出して欲しかった。

不揃いな足跡達=複数名=往人+観鈴or晴子+観鈴(+ソラ)or観鈴ちんと愉快なヒロイン達or聴く人のイメージの光景の中にいる、夏の日の自分と誰か。
夕焼け色に染まった遠い帰り道。楽しい時間って過ぎ去るの一瞬!でも遊び疲れて帰り道だるい!行きは遊びに行くからワクテカしながら歩いた道、体感距離短い!
しかし帰り道は超遠く感じるわぁ。。。というのがイメージ1。
海に行こうとした時、観鈴が車椅子だから、おうちへの道のりは遠い、というのもかけつつ、更に「ゴール」に至る帰り道。還り道(輪廻転生してアニメ最後のあの二人の子供に生まれ変わるまでの、帰り道)。
手をブンブン振って、くーにさきゆきとー!まったあしたなー!と、みちるが言っているのかもしれない。
消える背中=あいつ、曲がり角曲がっちゃって見えなくなっちゃったなぁ。手振って見送る。
消える背中=死のイメージ。背中に背負うものが消える。
長い夏は繰り返す=輪廻、とか。
平安時代風味なバックストーリーから数えて、
長い期間繰り返した夏。


:どこか遠い空へ 強く羽ばたいてた景色
:海に咲いた雲を 見下ろす懐かしい夢
観鈴の独白。もう一人の私が空にいるのー!的な。
上空から見上げる景色はどんなんだろう、と思って想像したら、
海の上から見下ろしたら、雲が花のように咲いていた、って感じのニュアンスが美しかった。


:独り降りた窓辺に  朝告げるカラス
:遠い海を目指しては 二人駆け出す
独りで窓辺に降り立つ=夢から目覚める観鈴
独りで観鈴の部屋の窓のところに降り立ったソラ。いれろいれろーと、夜明け(精神的な意味で)を告げる。
独り折りた窓辺に、朝を告げるカラスがいた。
晴子+観鈴や、往人+観鈴の物語終盤付近に行く海は、
例えるなら「遠い海」という感じ。ちなみに、車椅子にも体感的に遠い距離。
死んじゃう病の観鈴ちんには遠すぎる、海。
二人駆け出すの二人=母親+観鈴 など。車椅子なので「駆け出す」の表現から除外されて、母親+ソラ+(観鈴(ノーカウント))とかも範囲内。

:灼ける陽射しに揺らめく 長いアスファルトの道
:あの日誰かが落とした  夏影辿った
:青い青い空へ 遠い遠いあの空へ
:永い夏の終わり ゴールへ届け
ここから音と共に盛り上げて行きます。
熱く、困難な、厳しい夏。困難な、歩む道。
ここでいう夏影とは、千年前の夏のストーリーで落とされた、長い長い影の事。
連綿と輪廻し、さ迷う翼人にかせられた呪詛、
あるいは子から孫へ受け継がれ続けた法術・伝承。千年前の夏の影です。
その落とした影をなぞり・辿り、そして一千年目にその影の終端へ至る。

青い青い、縛るものも何も無い自由な空へ、遠かったその自由な空へ、やっと旅立てる。千年にも渡る、永い時をかけた夏の終端。
その、晴子の胸に飛び込むシーン。

:嗚呼 高く舞う鳥は遙か翔けた
:風の知る千の夏を
:幾つもの願いと
:想い羽根に乗せて
:舞い降りたこの地で詩う
原曲VOメロキタコレ!ということで頑張りました。
空高く舞う、空にいる少女=翼人は、
遙かな時の中、翔けた。
永い時を経て誰も知らず、大気=風しか知らない千年の夏を。
幾つもの、何代もの悲願と、何代も後に託す想いの果て、(実るか!)を羽に背負い、
舞い降りた、AIRの現代の舞台で物語を構成する。


:嗚呼 遙か空越えた鳥は 眠る
:千の時越えた夏で
:もう二度と飛べない
:空見上げ微笑む
:羽撃いた広がる空を
そして、千年の夏を越えた翼人は、呪縛から解放され、救われる。
羽ばたき続ける事を終え、地に落ちてゆく翼人。
もう二度と飛ぶことのない、
自らの羽ばたいてきた、無限に等しく広がる大空へと、
最後の瞬間、笑顔を空に向ける。

「これで、終わったんだね」と。



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       あとがき
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どうでしたでしょうか!!
WINRAR並の相当な圧縮率でこの歌詞を記述しましたので、
こうして解凍するのが大変でした!
分かりにくい部分も多々ありますが、ご愛嬌!
合計214行もの御託並べましたが、
久々にアニメ見て号泣してズバッと書いた歌詞です。
夏影=夏の光という公式解釈をアレンジした、
夏影=過去の夏の影という視点からの夏影アレンジの作詞でした。
見て聴いて、なにか感じて頂ければ幸いです。

最後になりますが、
素晴らしい原作・原曲・世界を創造されたKeyのスタッフの方々、
そしてこばちゅ~氏、Cryuさんに最大級の敬意と感謝を。
そして、ニコニコ動画で聴いてくださった方々や、
あとがきをここまで読んで下さった皆々様、
そして、なんか文章長いから最後の一行まで飛ばして読んでやろう、というひねくれ者のあなたにも、宇宙レベルの感謝を!


2010.06.27 夏を前にして
EastNewSound いずみん

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以上、最後まで読んで下さった方、ありがとうございます><
そしてお疲れ様でしたw

また近いうちに、このお二方とともに作品を作って公開できればなぁと思っています

それでは!




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